チームワーク力はグループワークで身に付ける
会社に就職する前までは、個人で成果を挙げる機会はあってもグループでしか結論を出せない答えが明確には無いタイプの案件に取り組んだことがありませんでした。入社試験でグループディスカッションが行われる意味を良く理解していませんでしたが、実際に社員教育として研修を受けてチームワーク力を付けることが大切だと知ることになります。
グループワークを何度か経験することで、チームワークを高めることが出来ると同時に、1人では決められない課題に対してグループ全体で結論を出して取り組むことがいかに会社として重要な意思決定方法となるか知るでしょう。チームワークの良い悪いが会社の業績に与える影響が大きいからこそ、社員研修で身に付けることが重要になります。

役割分担が必要なケースは研修を受けて実感出来ます
社員研修を行う際には、与えられた課題に取り組む際に役割分担が必要になります。普段の役職とは敢えて異なった組み合わせの役割分担を行うことで、違和感を感じること自体が研修の意義と考えることが出来るでしょう。なぜなら、上司は役割分担を変えても卒なくこなすにも関わらず、中堅の平社員はまとめ役を行っても上手く成果を挙げられないことが判明するからです。
平社員や新入社員からは、普段あまり良く思われていない上司も以前は平社員を経験して業績により昇進して行ったわけで、複数の役割をこなせる人間が管理職に就けることを実感する機会として社員研修は役立つでしょう。日常の業務とは異なるテーマや課題が与えられる社員研修では、本人の基礎素養が出てしまうので改めて業務に対する取組姿勢を見つめ直す機会になります。